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情報共有ツール「Scrapbox」とは。気になる特徴と料金、評判まで解説!

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Scrapboxとは、情報共有サービスの類で、あらゆる情報をつなげて整理できる情報共有ノートです。Scrapboxを使うことで、重要な情報を見える化でき、情報がいるでも整理された状態にできます。この記事では、Scrapboxについて、特徴や料金、使い方まで概要を解説します。まずは概要をきちんと理解して、自社に導入すべきか判断ができるようにしていきましょう。
※記載されている情報は全て2019年9月調査時点のものです。

Scrapboxとは

Scrapboxとはどのような情報共有ツールなのか、特徴や料金、使い方について解説します。

特徴

まずは、Scrapboxならではの特徴を解説します。Scrapboxは、何ができるツールなのかをみていきましょう。

高速スピードでリアルタイム更新&保存

Scrapboxでは、圧倒的な高速スピードで編集が自動保存されます。都度保存をする必要がないことは他社サービスも同様ですが、そのスピードが圧倒的です。保存をするという意識が全くいらなくなるため、保存のストレスがなくなります。

リンクを活用しやすい

Scrapboxでは、Scrapbox内のリンクや外部ページへのリンクを簡単に挿入できます。内部リンクの場合はページタイトルを、外部へのリンクの場合はURLを[]で囲むだけでリンクを貼れます。

内部ページのリンクの場合は、ハッシュタグにページタイトルを付けるだけでも可能です。

シンプルで直感的な記法

Scrapboxの記法は、独自のものではありますが、直感的でわかりやすく、1日使えば慣れてしまうほどシンプルな記法です。

基本的には、[]を用いた記法なので、初心者でも簡単に使いこなせます。[]の中に入れる中身に応じて、表記される内容が変化します。

詳細は、こちらの公式サイトを御覧ください。

Gyazoをそのまま展開

通常のメモやブログでは、画像を貼る際にはアップロードする必要がありますが、Scrapboxでは、Gyazoのリンクを貼るだけで画像を展開できます。

Gyazoとは、Scrapboxと同じくNotaが運営しているスクリーンショット共有サービスで、画像をScrapboxで展開する際には非常に便利です。

画像だけではなく、YouTubeについてもリンクを貼るだけで自動で展開されます。

強固なセキュリティ

Scrapboxは、利用者が設定したファイアーウォールの内側で動作するため、任意のセキュリティ要件を満たしています。

また、プロジェクト単位で誰が情報にアクセスできるかを設定できるので、プライバシー管理が充実しています。

料金プラン

Scrapboxの料金は、個人または非営利目的の利用の場合と、公開プロジェクトの場合は常に無料です。

プラン月額料金容量ユーザー人数
個人利用無料制限なし制限なし
公開プロジェクト無料制限なし制限なし
BUSINESS STARTER無料100ページ制限なし
BUSINESS1,000円 ユーザー/月制限なし制限なし

公開プロジェクトは、インターネットにナレッジを公開するためのプランで、個人法人を問いません。

個人及び非営利プランは、以下に該当する場合のみのプランです。

PERSONAL 個人、家族、フリーランス

ACADEMIC 大学・小中高校の授業・研究室での利用

HOBBY 趣味のグループ、NPO、サークル、登記前の組織、非企業主催イベント

Scrapboxによって期待できる効果

ここからは、Scrapboxを導入することで期待できる効果、メリットについて解説します。Scrapboxで仕事をどのうように変えていきたいのか、課題に応じた活用ができるようにきちんと確認していきましょう。

チーム間のナレッジ共有

Scrapboxを活用することで、チーム間でのナレッジ共有が活性化されます。決定事項だけを会議で共有するのではなく、情報収集や整理段階におけるそれぞれのチームの思考や課題をあぶり出して共有できます。そのため、チーム、事業部の垣根を越えた事業の進行がより一層スムーズになり、スピード感がある事業展開に繋がります。

自己解決を促す

全社共通、グループ内共通の課題について、都度担当者に確認するのではなく、Scrapboxに解決策を提示しておくことで、個々で解決できる課題を増やすことができます。結果として、それぞれの業務効率が上がり、組織全体の業務効率を向上させ、事業をより前進させることに繋がります。

新メンバーの容易な適応

自己解決を促すことに関連しますが、新メンバーがジョインした際の情報共有に便利です。情報共有が仕組み化されていないと、新規でメンバーが加わるたびに、担当者が1から情報共有をしなければなりません。Scrapboxを活用することで、見れば(読めば)わかる程度の簡単な情報共有を仕組み化でき、担当者が都度説明する時間を短縮できます。また、新規メンバーの即戦力化にも繋がります。

無駄な会議の削減

Scrapboxを活用することで、グループや部署を越えた情報共有が習慣化されるため、情報共有のためだけにわざわざ会って会議をする必要がなくなります。リアルタイムで必要な情報共有がされるため、無駄な会議が減るだけでなく、事前情報をインプットして会議に臨めるため、会議の内容が濃くなります。

使い方

Scrapboxの代表的な機能について、使い方を解説します。

プロジェクトとページを作成

まず、登録すると、プロジェクト作成画面が出てきます。

ここで、「public」か「private」を選び、利用目的も選択します。最上部の「Project name」を入力し、最下部のcreateボタンをクリックします。

プロジェクトが立ち上がったら、最上部の緑色の+ボタンをクリックして、ページを作成します。例えば、「議事録」のページを作成して、議事録の中身を入力すると、自動で保存され、プロジェクトページに反映されます。

Scrapboxで公開投稿にするには、左上のMenuの「Settings」から、project settings画面に移動して、 「Make public」ボタンを押します。

「Private」がついた投稿は非公開、ついていない投稿は公開投稿です。

アウトライン編集

アウトライン編集は、右上のpersonal settingsから「アウトライン編集を優先する」にチェックを入れるだけでできるようになります。具体的な操作は、altやctrlキーを使って簡単にできます。

詳細は、公式ページにまとめられていますので、参考にしてください。

アウトライン編集

主な記法

Scrapboxで知っておくべき主な記法は、アイコン記法と文字装飾記法です。

アイコン記法は、[ページ名.icon]で、文字と同じサイズのページタイトル画像を埋め込める記法です。

参考:アイコン記法

文字装飾記法は、[* 太字]で太字にできたり、[/ 斜体文字]で斜体文字にできたりする非常に簡単かつ便利な機能です。

具体的な使い方は、文字装飾記法を参考にしてください。

画像のアップロード

画像のアップロードの方法は、大きく4種類です。

  • ドラッグアンドドロップ
  • クリップボードからのアップロード
  • Gyazoの画像を貼る
  • 他のサーバーにある画像を貼る

ドラッグアンドドロップは、一般的な方法で、画像をドラッグしてScrapboxにドロップする方法です。クリップボードからアップロードする際は、クリップボード内のデータが画像の場合、エディタ内にペーストすればアップロードできます。

Gyazoの画像を貼りたい場合は、Gyazoの画像ページのURLをコピーしてScrapbox上にペーストするだけで簡単に貼れます。また、[https://gyazo.com/画像ID]`でも画像埋め込みが可能です。

他のサーバーにある画像を貼るには、Gyazo同様に、.jpgや.pngなどの画像のURLをScrapbox上にペーストすると自動的に[画像URL]の記法となって埋め込まれます。

参考:画像のアップロード

Scrapboxの評判

実際にScrapboxを使っている方の、良い評判と良くない評判をまとめましたので、参考にしてください。

ScrapBoxは複数人で同時にリアルタイム編集可能な情報共有ツールで、それだけだとGoogle Docsでも似たような事ができますが、ScrapBoxはノートという形で情報を構造化して管理できるため、直感的に画面上にどんな情報が置かれているかがとてもわかり易いです。その点が他のリアルタイム情報共有ツールに比べて良いところで、単に共有だけにとどまらず情報を網羅的に整理するツールとして重宝しています。

引用元:IT review

いわゆるWikiとして、あるテーマごとにページを作成して、それをリンクさせることにより情報が網羅されていく。リンクさせなくても、おススメ表示がなされて、知識の連携がカバーされる。

引用元:IT review

NPOでのマニュアルに使用しています。以下が明確化され、とても役立っています。 ・各在庫の定位置 ・業務手順

引用元:Wantedly Tools

非階層化を強く打ち出しているのですが、コアユーザーにおいては理解できても、やはり一般層においてはすんなりと理解してもらえるものではないので、結局階層はある程度作らざるを得ない状況になってしまう。

また、記述についてもタグ方式は一般層においてはワードのようなエディタが欲しいところ。

引用元:IT review

ノートが大量に保存された時にちょっと見づらくなるので、そのへんを整理するうまい方法があれば良いなとは思います。

引用元:IT review

代表的な情報共有ツール・ノートとの比較

Evernote

Evernote(エバーノート)は、いつでもどこでも、議事録やアイディア等の情報をメモできるメモアプリです。どの端末からでもアクセスでき、情報の編集や検索が可能です。ノート機能については、Scrapboxに親しいサービスですが、情報更新のスピード感やGyazoとの連携等の機能面においては、Scrapboxほどの機能は持ち合わせていません。

料金プランは、無料のベーシックプラン、月額600円のプレミアムプラン、月額1,100円の法人向けプランの3つです。個人のメモレベルで使うのであれば、ベーシックプランで問題ないでしょう。使える容量や同期できる端末数を増やしたり、チームで活用したりしたい場合には、有料のプランを検討しましょう。

esa

esa(エサ)は、2015年にリリースされた、迅速な情報共有をサポートしてくれるサービスです。書き途中であることを示した状態で保存できる「WIP機能」により、不完全な状態でも公開して、組織一丸となって情報を育てられます。気軽に情報を公開することで、情報共有のスピード感が上がることを期待しているサービスです。

料金は、プランにかかわらず1人あたり500円で、教育機関に属する学生・教職員が活動する非営利チームは、アカデミックプランとして無料で使用できます。2カ月間の無料トライアルがあるため、まず試してみることも可能です。

Qiita:Team

Qiita:Team(キータチーム)は、「かんたんに書けて、かんたんに共有できる」ことをコンセプトにしている情報共有ツールです。プログラムのソースコードを表示させる機能が充実していて、マークダウン記法に対応していることが特徴です。

料金は、メンバー上限が3人のMicroプランが最も安く、1,490円/月(税込み)です。メンバー上限が増えるに従って、4,800円(税込)/月、6,900円(税込)/月と料金が上がっていきます。30日間無料でトライアルができますので、まず試してみることも可能です。

Docbase

DocBase(ドックベース)は、シンプルなUIが特徴で、簡単にドキュメントを作成できる情報共有ツールです。作成したドキュメントの情報権限が柔軟に設定でき、グループや部署の垣根を越えて情報共有が可能です。MarkdownやAPIにも対応しています。

料金は、ユーザーの上限が3人までのスタータープランで900円(税抜き)、ユーザーの上限が10人までのベーシックプランでで4,500円(税抜)など、人数に応じて料金が変わります。30日間の無料トライアルがあるため、まず試してみることができます。

Scrapboxの特徴を理解して有効活用しましょう

Scrapboxの特徴、効果的な活用方法について解説しました。Scrapboxは、チームの垣根を越えた情報共有を可能にするツールです。それだけではなく、新メンバーへの情報共有をスムーズにすること、リンクの活用のしやすさなど、組織の成長を加速させるために活用できるツールです。

Scrapboxの特徴を理解し、組織に導入して情報共有を活性化させていきましょう。

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